京都市下京区にて瓦屋根片面葺き替え
2022/12/26
京都市下京区柿本町にて、屋根の全体点検のお問い合わせをいただきました。
こちらは築年数は80年以上は経っている蔵で、お客様も年数は不明との事でした。
屋根全体を調査しますと、片面メンテナンスされた様でズレもなくしっかり葺かれていました。
その反対面は瓦の劣化で割れや剥がれが多く見られ、軒先の瓦はたれ落ちそうで土の下地まで水が回っている状況でしたので片面葺き替えにてご提案させて頂きました。
Before
After
まず瓦を捲り、葺き土を取り除いていきます。
蔵は通常の瓦屋根の4倍位の葺き土で施工してあるので、凄い重量です。葺き土を撤去し、下地の敷き土部分が現れます!
母屋の下地まで20センチ近くあるので、部分的に土を掘り下地を母屋に留め付け、その上に構造用合板12ミリを張っていきます。
既存は土葺きでしたが、今回はズレと耐風に優れた桟葺きにて施工いたしました。これにより、上下左右の瓦ズレが無くなり耐久性が上がるのです。
桟木で下地の浮き沈みを調整する作業にとても時間を費やしましたが、仕上がりに反映するとても重要な作業です!
軒先瓦と端の瓦(ケラバ)は風の影響が受けやすいので、ステンレスビスにて留め付け 平瓦は全数ステンレス釘にて留めてます。
また、使用した瓦は防災瓦で瓦1枚1枚が連結して繋がり、屋根全体が1つの瓦になるといったイメージです。地震や台風に強く長寿命な材料にて施工させて頂きました。
施工中
現場詳細
現場住所:京都市下京区柿本町
築年数:80年以上
施工内容:屋根葺き替え
施工箇所:屋根半面
施工期間:6日
使用屋根材:防災瓦
▼参考資料
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