京都市北区衣笠にて瓦屋根修理〈棟瓦漆喰補修・屋根葺き替え〉
2022/11/09
京都市北区衣笠にておこなった瓦屋根修理の様子です。
今回は屋根瓦のばらつきと棟瓦漆喰剥離・ズレが気になるとのことでお問い合わせ頂きました。築年数70年の立派な御家です。 棟瓦の漆喰剥がれと庇瓦屋根の瓦ズレを気にされており、調査しますと、経年の葺き土の風化により葺き土が緩んでしまい、瓦に隙間ができてしまっていました。そこから雨水が侵入し、今回のような漆喰の剥離を招いていたようです。
漆喰のみの補修では、再度剥離が発生する恐れが非常に高く雨漏りなどの被害につながるリスクを残してしまうため、今回は葺き替えのご提案をさせて頂きました。
また、庇瓦部も同じ状況（経年劣化）でしたので、フリーメンテナンスをしております。
Before
After
瓦棟部を捲っていきますと、やはり棟真（棟の中心部）まで瓦がとどいておりませんでしたので、補足瓦を棟中心部まで入れて二重に止水処置を施していきます! 棟瓦は互いに緊結してある為、地震や風害にとても強い施工をしております。
庇にいたっては、ズレが激しく下地に水がまわり腐食していた為、新たに合板を貼り強化した上にガルバリウム鋼板立平葺きを施しております。軽量でズレない屋根材で施工し、今後のメンテナンスのご負担がかからないようになりました。
葺き替えは、既存の屋根材・下地を一新する工事のため部分的な補修やカバー工法より費用はかかってしまいますが、その分今後のメンテナンスが楽になったり雨漏りの心配が最低限に軽減されるなど、大きなメリットがあります。
施工中
現場詳細
現場住所：京都市北区
築年数：70年
施工内容：瓦屋根修理〈漆喰補修・屋根葺き替え〉
施工箇所：棟瓦
施工期間：4日
使用屋根材：ガルバリウム鋼板・日本瓦
この度は、Re.ルーフにご依頼いただき誠にありがとうございました。
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