「雨漏りの初期症状チェック」天井・壁・屋根裏で見つけるサイン

「雨漏りの初期症状チェック」天井・壁・屋根裏で見つけるサイン

2026/01/22

雨漏りの初期症状は、天井・壁・屋根裏等様々な箇所に生じます。具体的にどのような症状を見つけたら雨漏りを疑えばよいのでしょうか。特別な道具がなくても、自宅内で誰でも気づける雨漏りの初期症状について解説します。

雨漏りは初期の段階で対処するのが基本

雨漏りしても、いつも雨漏りするのでなければ、放っておいても大丈夫と思っていませんか?
雨漏りしても晴天の日に乾けば問題ないと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、雨漏りにより、建物を支える柱や梁、壁などが濡れてしまうと、腐食が進行して、建物に様々な影響が出てしまいます。
耐震性が低下してしまうだけでなく、天井を支える木材が腐って、天井が落ちてくるといった形の実害が生じることもあります。
こうした雨漏りによる被害を防ぐためには、雨漏りの初期症状で対処するのが基本です。

室内で分かる雨漏りの初期症状とは?

雨漏りの初期症状とはどのようなものでしょうか。まず、室内からも分かる初期症状を紹介します。

✔雨の日に室内で水が滴る音がする

雨の日に室内にいて、どこかから水が滴る音が聞こえる場合です。
特に天井や壁の内部でポタポタという音が聞こえてくる場合は、その裏側で雨漏りの雨水が滴っている可能性があります。

✔室内がカビ臭い

室内がカビ臭いと感じる場合です。この場合、室内側では雨漏りが生じていなくても、壁の内部や天井の裏で雨漏りによる水滴が溜まっていてカビが生えてしまっている可能性があります。

✔天井や壁にカビが生えている

通常、室内でカビがはえることはありません。
例えば、浴室前の脱衣所は、お風呂からの湿度を受けやすい場所ですが、最近のクロスは、防カビ性が高く、そう簡単にカビが生えることはありません。
室内でカビが生えるのは、その部分が異常に湿っているためです。雨漏りによって浸入した雨水がその部分に溜まっている可能性があります。

✔サッシまわりが濡れている

窓を閉めているのにサッシ周りが濡れてしまうことがあります。
サッシが濡れている原因が結露の場合は、窓全体が湿ったような状態になり、窓枠にも染みる程度ですが、雨漏りの場合は大きな水たまりとなって、壁から床にも滴るほどになります。
サッシ周りは、外壁がひび割れやすかったり、外壁とサッシの隙間を埋めるコーキング(シーリング)が劣化しやすいこともあり、雨漏りが発生しやすい箇所です。

✔壁や床が濡れていて原因がよくわからない

水をこぼした記憶はないのに、壁や床が水滴で濡れていることはありませんか。
原因がよくわからない水濡れは、雨漏りが原因である可能性があります。
最初のうちはわずか数粒かもしれませんが、次第に水たまりができるほどになることもあるので注意が必要です。
特に壁と床の境目の巾木の近くが濡れていて、その原因がよくわからないという場合は、雨漏りが原因である可能性が高いです。

✔クロスにシミがある

クロスに雨染みのようなものが生じている場合です。この場合は既に、雨漏りに気づいていることがほとんどだと思います。
ただ、天井の隅などに生じたものだと、室内ではなく、外壁側に水滴が滴って、雨漏りに気づきにくいこともあるかもしれません。
いずれにしても、水などをこぼしたわけではないのにクロスにシミができるのは異常な状態です。

✔クロスが剥がれている

クロスは、石膏ボードに糊で貼り付けられています。
石膏ボードと糊はどちらも耐水性がなく、雨漏りによる雨水に長期間さらされ続けると、石膏ボードは大量の水分を吸ってしまいますし、糊も接着力が失われてしまいます。
そのため、簡単に剥がれ落ちてしまいます。
もちろん、クロスは経年劣化によって剥がれてしまうこともあります。
クロスが剥がれた箇所にシミが生じている場合や石膏ボードを触ってみて湿り気がある場合は、雨漏りが原因である可能性が高いです。

✔天井にたわみや膨らみがある

屋根から雨漏りしている場合、室内まで雨漏りしなくても天井裏では水浸しになっていることがあります。
この場合、天井材が変形してしまい、たわみや膨らみが生じてしまうことがあります。
このような状態が確認される場合は、天井材が落下する恐れもあるので、早めに補修が必要です。

✔天井の照明内部に水が溜まっている

屋根から雨漏りしていて、天井が水浸しになっている場合は、天井のシーリングライトの内部に水が滴っていることがあります。
天井で唯一、穴が空いている箇所で、その部分に雨水が集まる可能性があるためです。
このような場合は、照明器具をつけると漏電してしまう可能性があるため、速やかに雨漏りを直す必要があります。

屋根裏で分かる雨漏りの初期症状とは?

屋根裏を点検できる場合は、雨漏りに早期に気づくのに有効です。
屋根裏に上った場合にチェックすべき場所を紹介します。
ただし、屋根裏は、梁の部分しか歩けないので、慣れていない方が上ると、事故の原因になるので、無理しないようにしてください。

✔カビの発生

実は、屋根裏は結露が発生しやすい場所です。特に冬場は、暖かい室内と寒い屋根裏の温度差による結露が発生することがあります。
その結露が放置されている場合、カビが生じてしまっていることもあります。
そのため、屋根裏が湿っていたりカビが生えているだけでは、雨漏りが原因であると断定できないこともあります。
ただ、次に紹介するように柱や野地板に雨染みがある場合は、雨漏りが原因である可能性が高いです。

✔柱に雨水が伝った跡がある

柱の部分に水が滴った跡が残っている場合は、雨漏りが原因である可能性が高いです。その跡をたどることにより、雨漏りの原因箇所を特定できることがあります。

✔野地板の明らかな湿り気や雨染み

屋根の野地板に、明らかな雨染みや湿り気がある場合です。
この場合、既に野地板がダメージを受けており、本格的な屋根工事が必要な状態と言えます。

建物の外周から分かる雨漏りの初期症状とは?

建物の外側からも、雨漏りしていることが分かることがあります。

✔軒天部分に雨染みがある

ベランダや屋根の軒先の裏側を軒天と言いますが、この軒天部分に雨染みがある場合です。
室内では雨漏りが生じていなくても、屋根に雨漏りの原因となるひび割れなどが生じていて、そこから屋根内部に伝わって、軒先で雨漏りのような状態になっている可能性があります。
また、雨樋が雨水を排水できず、オーバーフローしている場合も、雨樋から溢れた雨水が軒先に伝ってしまって雨染みのようになっていることもあります。
いずれにしても、軒天に雨染みがあるということは、建物にダメージを与えている証拠なので、早めの対処が必要です。

✔建物の基礎部分に雨染みがある

建物の基礎部分とは、一階の床下部分のことです。
この部分はベタ基礎と言い、コンクリート打ちっぱなしになっている家が多いと思います。
このベタ基礎の部分に雨水が入り込むことは通常ありません。
それにもかかわらず、コンクリートの部分が濡れている場合は、深刻な雨漏りが生じている可能性があるため、早めに検査する必要があります。
なお、水浸しになっている場合は、水道管が破損している可能性も考えられます。
いずれにしても、すぐに対処しなければなりません。

雨漏りの初期症状を放置した場合のリスク

雨漏りの初期症状を放置した場合は、見た目が悪いだけでなく、建物にダメージを与えてしまいますし、住む人に健康被害が生じてしまうことがあります。
主なリスクを解説します。

✔建物の耐久性、耐震性が低下する

建物が雨漏りにさらされてしまうと、柱や梁、壁などの建物を支える重要部分がダメージを受けてしまい、建物の耐久性、耐震性が低下してしまいます。
特に木材の場合は、腐朽菌による腐食が進行して著しく強度が低下します。

✔シロアリが発生しやすくなる

シロアリは、ジメジメした環境を好みます。
雨漏りによって、建物内部の柱や梁、壁などの木材が湿った状態になってしまうと、シロアリを呼び寄せてしまい、食害されてしまいます。

✔カビによる健康被害

雨漏りにより建物内部が湿った状態になると、カビが繁殖しやすくなります。
室内側ではカビが見えなくても、天井や壁の内部でカビが繁殖するとアレルギーやシックハウスなどの健康被害も生じてしまいます。

✔修理費用が多額になる

雨漏りの初期症状を放置した場合は、建物に深刻なダメージを与えてしまいます。
初期症状の段階で気づいて雨漏りを直せば、比較的安い費用で工事できますが、深刻なダメージを受けてから修理する場合は、全面的な工事が必要になり、多額の費用がかかってしまう可能性があります。

雨漏りの初期症状を見つけたらすぐに修理を依頼する

雨漏りの初期症状を見つけたら、放置したり、自分でどうにかしようとするのではなく、すぐに、雨漏り修理業者に修理を依頼してください。
早めに修理したほうが、工事費用を安く抑えられますし、建物を長持ちさせることができます。

まとめ

雨漏りの初期症状を発見したら早めに雨漏り修理工事を依頼してください。
Re,ルーフは、京都市右京区を中心に活躍する屋根工事職人直営店です。京都市や亀岡市などを中心に京都府全域で屋根工事や雨漏り修理工事を承っています。職人直営店なので、本当に工事に必要な費用だけで屋根工事や雨漏り修理工事を行うことができます。
雨漏りでお困りのことがあるならお気軽にご相談ください。ご相談いただければすぐに対応いたします。