京都市中京区にてお地蔵さんの屋根修理
2024/04/02
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
京都市中京区の自治体より、お地蔵さんの屋根修理のご依頼をいただきました。
この様なお地蔵さんの屋根は、手掛けたくても中々手掛けられず、またこの様に屋根修理をされる町内は少なくなってきてます。
ご要望は極力現状復旧で耐久性の有る屋根修理方法でした。
屋根の葺き替えとなると下地からやり直しの箇所が多く現実的ではないので、今回は屋根カバー工法にて工事をご提案させていただきました。
施工前
施工前の様子です。
現状の屋根材は亜鉛鋼板です。ご覧の通り、屋根材表面の錆などの劣化症状、そして内部下地の腐食も全体的に見受けられます。
施工中
部分的な雨漏りにより腐食が進んでいる箇所の下地を補修後、新しい屋根材を施工していきます。
既存屋根材撤去
屋根材新設
新しい屋根材には「ガルバリウム鋼板」を採用いたしました。既存の亜鉛鋼板より高耐久なため、長期間の耐久性が期待できます。
施工後
こちらが施工後の様子です。
屋根は小さいのですが、各所役物の加工など仕事は凄く多く昔の職人の技術とこだわりを感じました。
今回は、昔よりも高耐久で長持ちする屋根施工を現代バージョンでアップデート!! 留め付けは釘からビスで対応し、平葺きの弱点のハゼ止めは、下地に鋼板を仕込まコーキングにて補強圧着する事でリカバリーでき、長持ちする屋根にできます。
また、現状の鋼板鬼瓦に対しての棟包みの大きさがアンバランスでしたのでボリュームも保たせて鬼瓦に合し整えました。
お客様のお言葉
お客様からは、「要望内容の変更など二転三転と変更も多々あり迷惑かけました。都度親切に対応してもらい皆が納得の工事となりました。」とお喜びのお言葉をいただきました。
Re,ルーフでは、お客様のご要望、そして建物に合った柔軟な施工プランをご提案いたします。着工してからでも、ご不明点や疑問点がございましたらお気軽にお声掛けください。
担当者のコメント
今回使用した屋根材「ガルバリウム鋼板」とは、ガルバリウムという特別な合金でコーティングされた鉄の一種のことで、正式にはJIS規格で「55%アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板」と呼ばれています。メッキとは、金属の薄膜のことを指し、それは電気や熱の力を使って鉄などの金属に被せるものです。このメッキのおかげで、金属が腐食するのを防ぐことができます。ガルバリウム鋼板の中心部は鉄(鋼板)で、その厚さは0.35~0.8mm程度です。
そして、ガルバリウム鋼板の最大の特徴はその耐用年数。通常、25年から35年の耐用年数がありますが、錆による穴が開かなければ、40年以上の耐久性も期待できます。そのため、ガルバリウム鋼板を長持ちさせるためには、定期的な錆対策のメンテナンスも必要となるのです。
近年では、ガルバリウム鋼板を更に改良した「SGL鋼板」も一般住宅の屋根材として普及が広がっています。Re,ルーフでも取り扱いがございますので、お気軽にご相談くださいね。
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現場住所 | 京都市中京区 |
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施工内容 | お地蔵さんの屋根修理 |
施工箇所詳細 | 屋根 |
施工期間 | 3日 |
使用屋根材1 | ガルバリウム鋼板 |