京都市右京区にて屋根修理〈銅板屋根〉
2023/02/15
京都市右京区にて屋根修理をおこないました。
車の突撃により門の軒先が破損してしまったとのことで、業者様より屋根修理のご依頼を頂きました。
一見屋根全体ガルバリウム鋼板に見えますが、銅板なんです。あまり住宅では使用されない材料で、緑青塗装銅板(緑装)といい、広島美術館の屋根改修でも採用された商品です。 銅板に特殊塗装する事により緑青化を早め表面の酸化を防ぐ事から、酸化被膜と呼ばれる事もあります!!
Before
After
さてさて、まずは既存屋根材を捲り、破損箇所の下地ですが衝撃により激しく損傷してしまっております。そのため、下地を部分新設し復旧します。
下地小口には、裏巻きとよばれる下地を腐食から守る為の施工がしてあったので部分的になおしております。全体をなおしてしまうと壁取り合いのモルタルの欠け等が発生するので今回は一部としました!
次に本体の貼り付けですが、平板の状態で届きますので加工成型が必要になってきます 銅板は非常に軟かい為慎重に扱わなえれば歪みや凹みが発生たり、油分をひらいやすいので特に気をつけて加工します。この工程が仕上がりを左右するといっても過言ではありません。
また、本体の留め付けは電蝕を起こさない様に同材の吊子にて留め付けます。軒先は垂れ下げ加工で重厚感を持たせ、耐風にも有効な工夫をさせて頂きました。
この様な材料の屋根工事は少ないので弊社にとってもとても良い経験となりました。ありがとうございました!
施工中
現場詳細
現場住所:京都市右京区
築年数:19年
施工内容:屋根修理
施工箇所:屋根全面
施工期間:5日
使用屋根材:緑装銅板
この度は屋根工事直営店Re.ルーフにて施工頂きありがとうございました。
弊社では、見えない細部もしっかり施工させて頂いております。
京都の屋根工事、雨漏り修理、葺き替え、屋根カバー工事は屋根工事直営店のRe.ルーフにお任せ下さい!