屋根から異音がする原因とは?風・雨の日に注意すべきポイント

屋根から異音がする原因とは?風・雨の日に注意すべきポイント

2026/04/13

屋根から異音がする場合は、屋根に不具合が生じている可能性があります。
強風の時に屋根からカタカタ音がする場合は、棟板金が外れかかっているかもしれません。
雨の時に音がする場合は、雨漏りが生じていることもあります。

この記事では、屋根から異音がする原因とその対処方法について解説します。

風が吹くと屋根から異音がする原因

強風などの際に、屋根から異音がするのは、風により屋根の何処かが動いているためです。
棟板金を留めるくぎが緩んでいて、風によりガタガタと動きやすくなっているというケースが多いです。
金属屋根や化粧スレートの屋根の場合は、まず、棟板金の緩みを疑ってみるべきです。

また、雨樋が壊れていて、風が吹くとガタガタと動く場合も異音の原因になります。

その他、アンテナの固定が十分でなく、風により揺れているケースもあります。
こちらは、アンテナの取り付け業者の工事ミスや、経年劣化により、固定箇所に不具合が生じたことが原因です。

雨の日に屋根から異音がする原因

雨の日に屋根から異音がするのは、何処かで雨漏りしているか、雨樋の排水がうまくいっていないケースが多いです。

金属屋根の場合は、大雨の日などは、屋根に雨が強く叩きつけられて、雨音が室内でも聞こえることがあります。
この音が気になる場合は、屋根裏に断熱材を施工したり、防音工事を行うことも検討しましょう。

雨音とは別に室内側の何処かでポタポタと水が滴る音がする場合は、屋根から雨漏りが発生している可能性があります。
早めに屋根を点検して、雨漏り原因を突き止めるべきです。

雨樋の排水がうまくいっていない場合は、雨樋が詰まってしまい、雨樋に溜まった雨水が溢れ出る形でポタポタと水滴が滴ります。これが異音の原因になっていることがあります。
雨樋の詰まりを放置すると雨漏りの原因になったり、地面が水浸しになることもあるので早めに対処が必要です。

風・雨と関係なく音がする場合

屋根からの異音は大抵、風・雨によるものですが、それ以外の原因により異音が発生することもあります。
代表的なのは、温度変化による伸縮音です。
屋根は、昼夜の温度差が大きく、屋根を構成する木材などが膨張、収縮します。その際に、バキッといった鋭い音が生じることがあります。
これを防ぐには、屋根裏の換気を良くするといった対策を講じる必要があります。

また、屋根裏や屋根のスキマに動物が住み着いている場合は、異音の原因になります。
ネズミやハクビシンが屋根裏を走り回っていれば、音がしますし、鳥の巣がある場合も、羽ばたく音や鳴き声が聞こえることもあります。
動物が原因の場合は、動物を駆除して、侵入箇所を塞ぐ必要があります。

屋根から異音がする場合の確認方法

屋根から異音がする場合は、屋根に不具合が生じている可能性があるので、早めの点検や修理が必要です。
まず、手始めに何をすべきか紹介します。

どういう状況で異音がするのか確認する

どういう状況の時に異音がするのかを確認しましょう。
上記で紹介したように、風が吹くと音がするとか、雨の日に音がするといった傾向があれば、原因を特定しやすくなります。

目視で屋根の異常を確認する

屋根を目視で確認しましょう。
音がしている時に、屋根を確認してどこか動いている箇所があったり、異常があれば、それが原因だと突き止めやすくなります。

ただ、屋根の目視は、地上や安全な場所から見える範囲にとどめてください。
※無理して屋根に上り確認するのは、大変危険なので、絶対に避けてください。

屋根裏を点検する

もしも屋根裏も確認できるようでしたら、屋根裏も覗いてみましょう。
雨漏りが原因であれば、木材が濡れている箇所などが見つかるはずです。
また、動物が原因なら、動物の糞などが落ちている事が多いです。

屋根から異音について屋根工事業者に相談すべきケース

屋根から異音に悩まされている場合は、早めに屋根工事業者に相談すべきですが、特に、相談したほうが良いケースを紹介します。

棟板金に不具合がある場合

地上からの目視でも、棟板金が風で動いているのが分かるとか、剥がれかかっているのが確認できる場合です。
こうした棟板金の不具合を放置すると、台風などの強風時に棟板金が剥がれてしまうだけでなく、剥がれた箇所から雨水が浸入し、雨漏りの原因になってしまうので早めの対処が必要です。

屋内で雨漏りの跡を発見した場合

屋根裏や天井から、既に雨漏りが生じている場合です。
雨漏りを放置した場合は、建物の傷みが進行する上、いざ、修理しようとしても、屋根だけでなく、室内の工事も必要になるなど、工事費用が高額になってしまいます。
そのため、早めに雨漏り修理工事を行うべきです。

雨樋に不具合がある場合

雨樋が外れかかっていたり、排水がうまくいっておらず、雨水が溢れている場合は、いずれ雨漏りの原因になったり、地面が水浸しになるなど、様々な弊害が生じてしまいます。
雨樋に不具合がある場合は、早めに修理工事を行うべきです。

屋根からの異音を解消するための工事とは

屋根からの異音を解消するためには、その原因となっている不具合を修理する必要があります。

✅棟板金の修理

棟板金が剥がれかかっている場合は、棟板金の交換工事が必要です。
外れかかっている釘を打ち直したり、ネジで止め直すだけでよいのではとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、棟板金が剥がれているときは、釘やネジが緩んでいるだけでなく、棟下地(貫板)の寿命が来ていることが多いものです。

棟下地(貫板)は、木材、樹脂下地、金属下地などが使われていますが、木材が使われていることが多いです。
木材は経年劣化により、腐ってしまうと、釘やネジを保持できなくなります。
そのため、棟下地(貫板)から交換する必要があります。

✅雨漏りの修理

屋根からの雨漏りが原因で雨水が滴るなどの異音が発生している場合は、雨漏り修理工事が必要です。
雨漏りは様々な原因により発生しますが、屋根からの雨漏りは、谷板金の劣化により発生することが多いものです。

谷板金は、屋根がぶつかり合い谷となる部分に設置されています。
谷板金には、左右の屋根からの雨水が集まる箇所なので、屋根の中でも最も過酷な環境に置かれています。
多くの場合は、ガルバリウム鋼板のように錆に強い板金が使われていますが、経年劣化により、錆びや歪みが生じて、雨漏りの原因になってしまいます。
まだ新しいのに雨漏りしている場合は、谷板金にゴミが詰まっていて、排水がうまくいっていないこともあります。
谷板金は、屋根材の下に設置されているため、修理するには、屋根を剥がす必要があります。
そのため、全面的な屋根の葺き替え工事が必要になってしまうこともあります。

✅雨樋の修理

雨樋が原因で異音が発生している場合は、メンテナンスや雨樋の交換工事が必要です。
まず、雨樋が詰まっている場合は、その詰まりを解消し、雨水がスムーズに流れるようになれば、異音が収まることもあります。

雨樋が外れかかっていて、風が吹くとガタガタと揺れている場合は、雨樋を交換するしかありません。
一旦外れた雨樋は、多くの場合、歪んでしまっているので、それを再利用することは難しいことがほとんどです。

屋根からの異音の有無に関わらず点検すべきタイミングとは

 

屋根は、年中、直射日光や風雨にさらされており、建物の中では最も過酷な環境下に置かれています。
そのため、屋根からの異音があるかどうかに関わらず、ある程度の築年数が経ったり、劣化症状が確認されたら、点検を依頼すべきです。

新築時から10年以上経過している場合

新築時、または、前回の屋根のメンテナンスから10年以上経過している場合は、屋根の様々な箇所に劣化が生じ始めている可能性があります。
早めに対処すれば、屋根の塗装や棟板金の交換だけでよいなど、メンテナンス費用を抑えやすくなります。

屋根が劣化している場合

屋根に様々な劣化症状が確認できる場合は、早めにメンテナンスを行うべきです。
金属屋根、化粧スレートの屋根の場合は、塗膜が劣化すると錆びやすくなったり、防水性能が低下します。
屋根の色あせ、カビやコケの発生が確認できる場合でも、初期段階であれば、塗装だけで対応できることもあります。

瓦屋根の漆喰の剥がれがある場合

瓦屋根の場合は、棟瓦の漆喰が最も劣化しやすい場所です。漆喰が剥がれていたり、黒ずんでいるなどの異常が確認できる場合は、漆喰の詰め直し等のメンテナンスを行いましょう。

まとめ

屋根から異音がする原因と対処方法について解説しました。
屋根からの異音は、屋根に何らかの異常が発生している可能性を示すものなので、原因を突き止めて早めに対処することが大切です。
Re,ルーフは、京都市右京区を中心に活躍する屋根工事職人直営店です。京都市や亀岡市などを中心に京都府全域で屋根工事や雨漏り修理工事を承っています。職人直営店なので、本当に工事に必要な費用だけで屋根工事や雨漏り修理工事を行うことができます。
屋根から異音など、屋根の事でお困りのことがあるならお気軽にご相談ください。ご相談いただければすぐに対応いたします。