京北町にて雨漏りの現場調査をおこないました
2022/09/09
本日午後、京北町にて現地調査をおこないました。
京北町は、京都にかつてありました北桑田郡という地域にある町の名前で、現在は右京区の一部になっています。2005年に合併したそうですが、やはり地元ではまだ京北町の名が親しまれているようです^^
こちらは50年前に三州瓦で葺かれた屋根です。軒先より雨が漏るとの事で調査させて頂きました。
下の写真を見ての通り、50年経過したとは思えない位しっかりズレもなく施工されています。当時の職人さんの腕も良かったのでしょう。
画像の赤○部より漏るとの事で、散水調査をしました。調査を始めて20分位した頃に赤○箇所より雨漏りが確認できたので見てみたところ、雨水の侵入経路は谷部の穴あきということが判明しました。
雨水の侵入経路と雨漏り発生の場所が真逆というとても珍しいケースです。
▼雨漏りの原因となっている穴
▼散水調査の様子
(※)散水調査とは、雨が降っている状況を再現して正確な雨漏り場所を判別するための調査のことです。雨漏り修理前にはこのような雨漏り調査をしなければ、正確な雨漏り箇所を特定できません。
引き続き、現場の様子をお届けします!